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男性デスクワーカー必見!円座クッションの重要性とレビュー

突然ですが円座クッションというものをご存知でしょうか?

中心に穴の空いた座面に敷くクッションで、一般的には姿勢を正して腰痛を改善したり痔の傷みを避けたりするために用いられています。

また出産後の女性の体の傷みを緩和する目的で、紹介されている場面も多く目にします。

しかし今回円座クッションの利用をオススメしたいのはデスクワーカーの男性の方々です。

この記事では、私が円座クッションを推奨する理由と共に、購入した製品のレビューをお届けしたいと思います。

恐怖の慢性前立腺炎

いきなり見苦しい話題で恐縮なのですが、昨年末、今までの人生で感じたことのないほどの猛烈な痛みが陰部を襲ってきました。

睡眠前に排尿した瞬間に先端部分が激しく痛み、その晩はあまりの痛さに就寝後に何度も目が覚める始末。

その後1週間が経過し若干弱まったものの、依然下着が擦れるだけで身をすくめるような痛みを感じます。

しかし外観上は特にただれや炎症などが見られるわけでもなく、排尿などに支障があるわけでもありませんでした。

 

そんなわけで年明け早々に飛び込んだ泌尿器科での診断は「前立腺炎」

検尿で細菌の感染など認められず血行不良に起因する慢性タイプと考えられ、その原因は「デスクワーク中心の生活で会陰部が常に圧迫され続けていること」が推測されるとのお話でした。

ひとまず治療として「セルニルトン」という薬剤を処方され、2ヶ月以上の服用と通院を続けてきた次第です。

 

しかし3月となった現在でも時折体の奥から尿道に沿って突き刺すような痛みが生じることがあります。

医師に相談したところ、生活習慣の見直しも検討したほうが良いとのことで、円座の利用を推奨されました。

冒頭でも書きましたが円座とは肛門部や会陰部に穴が空いている座面クッションで、血流の改善が見込まれるとのこと。

「Amazonで2,000~3,000円程度で買えますよ」とのアドバイスがあったので、早速に購入してみました。

IKSTAR 第三世代ヘルスケア座布団

今回購入した円座クッションは「IKSTAR 第三世代ヘルスケア座布団」という、中国の貿易企業が展開するブランドのクッションです。

3,500円の品物がクーポンで3,000円で販売されていたこと、特に男性に効果が高そうな形状が決め手となって購入しました。

例によって外観から見ていこうと思います。

外箱は印刷すらないただのダンボールでした。

業務用の製品なら気にはならないのですが、この手の商品の中華ブランド品ともなると若干不安です。

箱から取り出すと二つ折りで詰め込まれていたことがわかりました。

立体的な形状が売りだと思うのですが、大丈夫なのでしょうか。

袋から取り出し広げてみましたが、折り目がクセになってしまっている様子もなく安心です。

ウレタン製の低反発クッションですが、蒸れにくくなるようメッシュ状のカバーがされています。

ちなみに、この縦長の開口部が男性にとっては効果的なのではないかと思い、今回こちらの商品を選択した次第です。

裏面は完全に平らなため両面を自由に使用することは難しそうです。

裏面にはゴムで滑り止め加工がされています。

謎の袋が同梱されていました。

サイズ的に持ち運び用だと思うのですが、あまり出番はなさそうです。

実際に使ってみて

クッションに空いている穴が大きいため、確かに肛門部や会陰部は圧迫される感覚が減ります。

しかし、見ての通り座面の奥行きが足りないことと、クッションが固めであることから座り心地はよくありません。

太ももの途中までしかサポートされず、そこから膝までは宙に浮いたような状態になってしまうため、境目の部分に角が食い込むようで痛いです。

 

まとめ

実際に病状が快方に向かうかは現段階でわかりませんが、円座クッションが会陰部の圧迫を軽減してくれることは間違いなさそうです。

しかしこの商品はあまりにも座り心地が悪く、残念ながら人にオススメできるかと言われると、難しい印象を持たざるを得ません。

特に太ももに当たる角の部分はかなり硬く食い込む印象で、むしろ脚から下への血流が阻害されるような印象が強いです。

IKSTARからは第5世代と謳われる改良版も発売されているようなので、もし同ブランドから選ぶのであれば、こちらの商品のほうがいいかもしれません。

 

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