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入門機に最適!コスパ最高カメラLUMIX G8ファーストインプレッション

ブログのスチル写真とYouTube向けの動画の撮影のため、パナソニック製ミラーレス一眼カメラ LUMIX G8(以下、G8)を購入しました。

パナソニックの一眼レフスタイルカメラの中で最廉価の本製品。本来はGH5の後継機種へのつなぎとして購入しました。しかし短期間ではありますが触れて撮ってみて感じ取ったのは、単なる「つなぎ」と捉えるにはもったいない非常に優れた素性を持つカメラだということ。

この記事では、ステップアップ前提としてはもちろん、純粋な入門機種としても非常にオススメできるG8のファーストインプレッションをお届けしてみたいと思います。

はじめに

今回一眼カメラを購入した同期、G8を選んだ理由などは下の記事で記載しております。よろしければ先にご覧いただければ幸いです。

動画メインのカメラ選び!2020年にLUMIX G8を購入した理由

ブログ掲載写真と動画の撮影のためパナソニック製デジタル一眼ミラーレスカメラLUMIX DMC-G8を購入しました。 2016年発売なので、そろそろモデル末期に突入していると予想される商品です。なぜ今あ ...

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 そもそもG8ってどんなカメラ?

G8はPanasonicが製造・販売するデジタルカメラです。

マイクロフォーサーズマウントの一眼ミラーレスLUMIX Gシリーズのエントリーモデルにあたります。同シリーズはより安価なGFシリーズ、GXシリーズを含みますが、これらはコンパクトデジタルカメラ的な正確を色濃く受け継いだモデル。対するG8は本格的な一眼レフスタイルの再廉価モデルと言っていいでしょう。

特筆すべきポイントとして挙げられるのは同社のデジタルカメラシリーズらしく動画撮影能力に非常に優れること。MP4形式でのFHD 60p/4K 30pの記録に対応し、更にはSDカードの容量の範囲で、時間制限の無い動画撮影を可能としてくれます。厳密には発熱等で自動停止する場合があると記載されていますが、通常の環境での使用であればあまり意識する必要はないでしょう。

また上記の通り本機種はマイクロフォーサーズマウント。これは動画撮影の定番機種である同社のLUMIX GH5と同じマウントです。例えば、4K 60p撮影のためGH5への移行を検討した際、G8のため購入したレンズは基本的に引き継ぐことができることを意味します。

以上のことから静止画撮影、動画撮影双方のエントリーユーザーにオススメできる製品と言えるでしょう。

より詳細なスペックは下の表をご参考にして頂ければと思います。

DMC-G8
カメラ有効画素数 1600万画素
総画素数 1684万画素
ボディ内手ブレ補正 5軸、Dual I.S.2
SDカード
UHS-I(U3)対応

(UHS-II対応)
4K動画撮影
(4K/30p)
動画フォーマット MP4
AVCHD
AVCHD Progressive
ISO感度
※拡張ISO設定時
200-25600
※L.100-25600
シャッタースピード
メカシャッター(静止画)
60-1/4000秒
シャッタースピード
電子シャッター(静止画)
1-1/16000秒
シャッタースピード
B(バルブ)/T(タイム)
○(B)
(最大約120秒)
連写撮影
連写撮影速度
(高速(H)、AFS時、メカシャッター)
約9コマ/秒
モニター 3.0型
約104万ドットモニター
タッチパネル
フリーアングル
ファインダー
方式/ドット数
約236万ドット
有機EL(OLED)ディスプレイ
ファインダー
倍率
約1.48倍
(35mm判換算:約0.74倍)
4Kフォトモード
(4K連写 / 4K連写(S/S) / 4Kプリ連写)
内蔵フラッシュ
GN6.4 相当(ISO100・m)
USB USB 2.0
(High SPEED)
HDMI端子 microHDMI
Dタイプ
REMOTE φ2.5mm
外部マイク φ3.5mm
Wi-Fi®
(2.4GHz)
外形寸法
(WxHxD、突起部を除く)
約128.4 x 約89.0 x 約74.3 mm
重量
(本体、バッテリー、メモリーカード含む)
約505g
動作環境
(使用可能温度 / 湿度)
0~40℃ / 10~80%
発売日 2016/10/21
参考価格 *1 ¥78,300

*1 2020年2月時点での価格.com調査による価格となります

梱包と付属品のご紹介

それでは開封時の状態から振り返ってみたいと思います。同時に大したことない付属品もご紹介

正直外箱には感動するポイントはまったくありません。「ダンボール紙の箱に普通に印刷しただけ」といった感じです。特に仕上げにこだわった様子はありません。せっかくの一眼カメラなのでカッコいい雰囲気を期待したいところですが、廉価モデルなので仕方がないと受け止めるべきでしょう。

ちなみに写真上「DMC-G8M」と記載されていますが、これは標準ズームレンズキットであることを示します。お世話になった販売店ではボディ単品よりレンズキットのほうが安価という不思議現象に遭遇したため、こちらをチョイス。

別途目当てのレンズがあったため、同梱レンズはその場でドナドナしました。新品未使用なら最高の査定で売却できると考えての判断でしたが、今思えば本体売却時に付属品の不足でマイナス査定となるかもしれません。少し後悔しています。

というか本当はマップカメラでボディのみの中古美品を購入するつもりでした。丁度当時売り切れだったため断念し、新品を購入した次第です。納品2日後にマップカメラに美品が入荷していた苦い思い出。

内容物は以下の通り。

  • 本体(左上段。包装紙内)
  • ストラップ(左中段)
  • USBケーブル(左下段)
  • バッテリー(USBケーブルの下)
  • 充電器(USBケーブルの下)
  • マニュアル(右)

USBケーブルはバージョン2.0。端子はType-AとMicro-Bです。

付属のバッテリー充電器は1つのみセット可能。

背面から電源プラグが直接生えます。コンパクトではありますが、正直あまり使い勝手がいいとは思えません。

付属バッテリー。7.2V 1200mAh 8.7Wh。性能的にはごく普通のバッテリーです。ちなみにこちらを単品で買増するのはオススメしません

充電を行ってみた図。充電中はグリーンのLEDが点灯します。充電が完了するとLEDは消灯します。通電していないときも当然消灯状態です。個人的には充電中:点滅、充電完了:点灯といった表示だとわかりやすかったように思います。

フル充電には2時間ほど要するため、急速充電などには対応していないと思われます。

ストラップはしっかりとした作りで千切れたり外れたりすることはなさそうです。安全には十分寄与してくれるでしょう。

かっこいいかと言われると「…うん、まぁ」みたいな感じです。

一眼カメラのイメージを覆す小型・軽量さ

本体外装部を中心に見ていきたいと思います。

「一眼カメラ」に対するイメージを覆すほど小柄です。以前の職場でニコンのデジタル一眼レフカメラ(確かD810A)を操作していたことがありますが、とても同じ一眼カメラとは思えません(一眼レフとミラーレス、フルサイズとマイクロフォーサーズなので当然ではありますが)。突起や凹凸を除けば一昔前のコンパクトデジタルカメラに近いサイズ感ではないでしょうか。

外観は個人的には好ましく思います。カメラと言えばキヤノン、ニコンの二大巨頭。このG8はキヤノン製品のように角や凹凸が少なく先進的な印象はなく、程よくクラシカルな雰囲気。またニコンのようにゴテゴテとした無骨さはなくシンプルな印象です。わかりやすい特徴が欲しい人には物足りないかもしれませんが、道具らしく無難でシンプルなデザインが好きな人にはちょうどよいデザインだと思います。

落下防止のためにストラップを取り付けました。取り回しが一気に悪化する印象。つけない派の方がいるのも納得です。

取付方法は原始的で難しくはありませんが「もっと気軽にに脱着できたらな」と思わされます。

一緒に購入した標準ズームレンズを装着しました。装着の瞬間はホコリの混入を恐れるあまり撮り忘れました。すみません。

中々の迫力で様になっているように思います。しかし、それでもフルサイズよりは随分とコンパクトです。軽いとは言えませんが、右手一本でも保持し操作することが出来ます。取り回しはかなり良好といえるでしょう。

SDカードスロットは右側下部に存在します。ひっくり返したりせず出し入れできるのはかなり使いやすいと思います。シングルスロットであることが残念。

右側底面よりバッテリーをセットします。本体中央寄りのレバーを「OPEN」方向にスライドさせることでカバーが開きます。

充電が完了したバッテリーをこのように入れます。

写真のようにバッテリーにロックがかかるまで挿し込んだら、カバーを閉めレバーを「LOCK」へ戻してセット完了です。

左側には各種端子がカバーで隠されています。端子は以下のとおりです(左上、左下、右上、右下の順)。

  • 外部マイク入力
  • レリーズ入力
  • USB Micro-B
  • 映像出力用HDMI Micro (Type D)

これら端子にケーブルを接続すると後述のバリアングル液晶の回転と干渉します。G8の欠点の一つです。

またUSB端子からの給電(充電)は行えないことにも注意が必要です。モバイルバッテリーの活用は出来ないものと心得ましょう。

LUMIX Gシリーズの最大級の魅力の1つと言っても過言でないのが、このバリアングル液晶。三脚に乗せたカメラの横に立ち映像を確認しながら、被写体を手で動かすことが出来るのは本当に便利です。

私はソニー党ですが、30分制限のない動画撮影機能を持つα6400を選択しませんでした。理由の一つがこのバリアングル液晶ではなく180度チルト液晶だったことにあります。

購入時点で最新のファームウェアが適用されていました。プレッシャーの強い作業を回避できたのはラッキーです。

しかし発売4年でバージョン1.4というのは、廉価モデルゆえの悲哀を感じます。

実際に撮影してみた感想

画質については初心者が言葉で説明するよりも実際にご覧いただくのが一番かと思い、1枚の撮影した写真をご用意しました。その上で、よろしければ続く感想もご一読頂ければと思います。

マイクロフォーサーズのためボケ感は弱いと購入前から覚悟していました。しかし私の感覚では上の写真の手前ボケ、背景ボケともに結構ボケている印象。いい意味で予想を裏切られました。もちろんフルサイズでは更にボケるのでしょうが、あまりボケすぎても手前の小花など何がなんだかわからなくなりそうです。これはこれでいいのかなと思えます。

花弁の輪郭などもはっきりと映し出されており解像感が低いという印象もありません。エントリーモデルであっても「一眼カメラの写真ってキレイだな」と思わされます。

一方で気になる点もあります。あまり立体感を感じません。例えば中央付近の手前方向に伸びている花弁、ずいっと自分の方に向かってきている印象は感じません。。のっぺりしてるとまでは言いませんが、そこに実物がありそうな感覚はありません。

もう一つ気になる点は、PCなどではカメラの液晶で見るよりかなり暗く、鮮やかさが失われたように見えること。もちろんPCの液晶モニターのメーカーや設定にも左右される事象です。一概にカメラに問題があるとは言えません。しかし簡易的ですがキャリブレーションはしていますので、釈然もしません。

とはいえどちらも、あくまでの私の感覚での話です。また私は所詮カメラ初心者。本来の機能・性能を十分に発揮させられていないことは明白です。むしろ未熟な撮影技術が悪影響をもたらしているかもしれません。カメラ初心者でもこんな写真が撮れてしまうと肯定的に評価するのが妥当でしょう。

まとめ

ポイント

  • ボディのみなら約8万円、標準レンズセットでも約11万円の安価(2020.2月現在)
  • FHD 60Pの動画を30分以上撮影可能
  • 定番GH5とレンズの互換性あり
  • 片手で取り扱える軽量コンパクトさ(成人男性)

2020年2月現在の個人利用であれば十分な動画撮影能力を持つ一眼カメラであると思います。それでいて安価な価格は入門機には最適であることは言うまでもありません。カメラ入門の費用を抑えられること、レンズ資産の継承を行えることは、後々GH5などへのステップアップを視野に入れやすくもしてくれます。

また軽量コンパクトゆえの取り回しの良さは、よりセンサーサイズの大きい製品はもちろん、GH5などにも見られない魅力です。単なる入門機としての役割だけでなく、軽い外出時や手荷物が多いときのお供に最適なセカンドマシン。そんな位置づけでも大いに活躍してくれることは間違いありません。

機動力に優れ、一眼カメラらしいボケ味のある静止画を撮ることもできる。他メーカー機種ではあまり見られない高い動画撮影能力も備わっている。それでいて安価なG8は、これから一眼カメラを始めてみたいすべての人に是非検討して頂きたい一品であると言えるでしょう。

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