Windows 10 November 2019 Update。バージョン1909などと呼ばれたりもします。執筆時点で最新のWindows 10。しかし、待てど暮らせど私のパソコンはアップデートされません。一体どうすれば、最新のWindows 10を利用できるのでしょうか。
自動適用されない大型アップデート
去る2019年11月13日(日本時間)にリリースされた、Windows 10 バージョン1909。1年に2回提供されるWindow 10の大型アップデートの1つです。パソコンマニアの方々は、どんな変化があるのか楽しみにされているのではないでしょうか。少なくとも私は、なんだかんだで楽しみです。
しかし、この大型アップデート、前回もそうでしたが自動での更新が行われません。どこで見たか忘れましたが、色んな事情があるとの噂です。いわくアップデーターのサイズが大きく、一度に全員に配布すると回線を圧迫してしまう。いわく不具合があった場合に影響範囲が大きくなってしまう。などなど。そういった諸問題を回避するために、限定的・段階的に自動更新がなされていくそうです。
手動で大型アップデートを適用するには
ということで大型アップデートは、中々自動ではやってこないものです。そこでこちらからお迎えに行ってしまおうというのが、今回のお話。この記事ではWindows 10 バージョン1903から、同バージョン1909への手動でのアップデート方法をご紹介したいと思います。
なお、紹介する手順は最も簡単なWindows Updateを利用した方法となります。他にも更新の手段はあるため、気になる方は予め検索などを活用しご確認頂ますようお願いします。
現在のバージョンの確認
前述の通り本記事ではバージョン1903からのアップデート方法を紹介しています。まずお使いのバージョンを、以下の手順で確認して下さい。
スタートメニューの歯車のアイコン(設定)をクリックします。
[システム]をクリックします。
左メニューの[バージョン情報]をクリックします。ウインドウサイズが小さい場合、図の左メニューがウインドウ全体に表示されるます。
[Windows の仕様]セクションの[バージョン]を確認します。1903であれば、このまま作業を継続して頂いて問題ありません。他のバージョンであった場合、作業を中断するか、まず1903へのアップデートを行なってください。
バージョン1909の適用
スタートメニューの歯車のアイコン(設定)をクリックします。
[更新とセキュリティ]をクリックします。
図のようにオプションの更新プログラムとして[Windows 10、バージョン 1909 の機能更新プログラム]が表示されている場合、[今すぐダウンロードしてインストールする]という水色文字をクリックします。
オプションの更新プログラムとして表示されていない場合、[更新プログラムのチェック]をクリックしてください。正しくチェックが行われた場合、[Windows 10、バージョン 1909 の機能更新プログラム]が表示されます。
更新プログラムのダウンロードとインストールが実行されます。完了を待ちましょう。
インストールが完了すると図のように表示されます。他の作業の保存が完了したことを確認した上で、[今すぐ再起動する]をクリックします。
再起動が完了したら、すでにバージョン1909は適用済みです。先ほどと同様の手順でバージョン情報の画面を開き、1909が適用されていることを確認して下さい。
最後に
さて、せっかく適用したバージョン1909ですが、余り大きな変化はないようです。それもそのはず、1903で実装したものの無効化されていた機能を活性化しただけとか。
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/serial/yajiuma/1218953.html
OneDriveやAmazon Alexaなどのオンラインサービスとの連携が強化されたようですが、どちらも利用していない私にはあまり意味がない。
とはいえこういった機能を活用されている方も多い昨今。今回の記事がそういった方々のお役に、少しでも立てれば幸いです。